「艦隊規模を2倍にします!」第二次大戦以来最大に 豪州海軍 日本が艦艇建造で関わる可能性も!?
フリゲートなどを追加建造。
新規建造11隻! 既存艦艇も強化へ
オーストラリアのリチャード・マールズ副首相兼国防相は、2024年2月20日、海軍の規模が将来的には2倍以上の規模になると発表しました。
同国国防省のプレスリリースによると、今後10年間で、11隻の新しい汎用フリゲートを建造するとともに、現在保有しているホバート級航空戦駆逐艦3隻とハンター級フリゲート6隻の攻撃および対潜能力の強化も図ります。
さらに長距離攻撃を想定し、スタンドオフミサイルなどを搭載した新型のユニットを載せる水上艦の建造も計画しています。
予算は、今後10年間で111億豪ドル(約1兆1000億円)を追加投入するとのことで、この艦隊強化が完了すれば、第二次世界大戦以来、オーストラリア海軍が保有する最大規模の艦艇になるそうです。こうした艦隊の強化はロシアや中国艦艇の脅威に対抗するのが大きな目的となっています。
なお、海外の防衛系メディアなどの報道によると、取得する汎用フリゲート艦の供給先は未定とのことで、海外の候補としてはアメリカ、スペイン、ドイツ、韓国のほかに日本も候補に挙がっているようです。
【了】
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