異形の激レア機「エアバスの“頭デカすぎ輸送機”」なぜ神戸ばかり出現? 関西の3番目空港、もう一つの顔

神戸空港は、成田や空港といった大空港ではないにも関わらず、2021年より4度、胴体上部が大きく膨らんだルックスが特徴のエアバスの貨物機「ベルーガST」が飛来しています。なぜ、神戸だけよく来るのでしょうか。

なぜ神戸空港なのか

 そして神戸空港は、エアバスのヘリコプター部門の日本支社(エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン)の事業所があり、ここで機体の整備やパイロットの育成などを行っています。つまり、欧州で作られたエアバス製のヘリコプターを日本に輸送する際は、神戸空港を目的地とするのが最適というわけです。

 これまでのベルーガSTによる神戸空港へのヘリ輸送は、海上保安庁向けのエアバス製大型ヘリH225「MHスーパーピューマ225」の納入に伴うものであることが分かっています。今回の機体について納入先などは断定できませんが、同じく官公庁むけのエアバス製ヘリという見立てが有力です。

 これまで日本では激レアな飛行機であったベルーガST。今後も神戸空港で「いつもではないけど、たまに見る」機体になるかもしれません。

【了】

【写真】スゴイ形… これが神戸空港に飛来の「ベルーガ」全貌です

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