「黒いタイムズ」ってだけじゃない 実は細かい看板等の“景観ルール”とは? 逆に“かなり派手”になることも!?

見慣れたコンビニやコインパーキングなどの看板が、観光地などでは、茶色や灰色っぽい色に変更されていることがあります。これはなぜなのでしょうか。

条例や法律などに配慮する必要がある

 見慣れたコンビニやガソリンスタンドなどの看板が、観光地などでは、茶色や灰色っぽい色に変更されていることがあります。コインパーキングの看板も同様に目立たない色になっていることが多いですが、これにはどういった基準があるのでしょうか。

Large 20240303 01
景観に配慮したコインパーキングのイメージ(乗りものニュース編集部撮影)。

「タイムズパーキング」を運営するタイムズ24の担当者は、「タイムズパーキングの場合、標準デザインはブランドカラーの黄色をベースとしていますが、主に観光地などの景観条例が施行されているエリアにおいては、条例に従い色を変更しています」と話します。

 実は、観光地などでは、街並みや公園、観光地の景観が統一されて見えるように、景観法や景観条例に基づく色彩計画に従い、その場所に相応しい色を使用するルールが定められていることがあります。

 代表的なものでは、京都の歴史的市街地エリアに設けられている「京都府景観条例」や、関東では栃木県の那須で街道の景観を維持するために定められている「那須町景観条例」などがあります。

 こうした条例は1968年に石川県金沢市が定めた「金沢市伝統環境保存条例」が最初とされますが、その後さらに景観に対する意識の高まりにより、2004年6月には景観法が成立。より強制力を持つ景観地区を定めることができるようになりました。

 そのため、景観条例がある駐車場によっては、看板等の色彩はもちろん、形状から面積、意匠その他の表示・設置の方法まで細かく定められているケースもあるようです。そうした地域では基本的に黒・白・茶色など、地域の風景に溶け込む目立たない色が使われていることがあります。

 ただ、こうしたイレギュラーな看板で、逆に派手な色になるケースもあります。

「三井のリパーク」では、かつて市内の駐車場(現在は閉業)で、ブランドカラーの緑色ではなく、赤を主体とした看板を使用していたことがありました。これはプロ野球チーム「広島東洋カープ」のイメージカラーの赤色に合わせたためです。

 ほかにも、三井のリパークの場合、郵便局に隣接するパーキングの看板を赤色にしているケースなどがあるようです。

【了】

【あ、赤い…】これがかつて存在した広島カープ仕様のパーキングです(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス