「富良野‐新得」どう移動する? 根室本線廃止でバス激変! カギは「道の駅」
バスの路線新設や増便が計画されています。
道の駅「南ふらの」が交通結節点に
JR北海道は2024年2月22日、根室本線・富良野~新得間のバス転換後の新しい交通体系を発表しました。
根室本線は、2016年8月の台風による被害のため東鹿越~新得間で現在も運転を見合わせており、2024年4月1日にはこの区間を含む富良野~新得間が廃止される予定です。
この廃止区間では4月以降、南富良野町役場や廃止の幾寅駅から近い道の駅「南ふらの」を交通結節点とし、バス路線の新設や延伸・増便などが行われます。
富良野(協会病院・駅)~西達布を結ぶふらのバス「西達布線」は、路線を幾寅まで延伸し、現行5往復から4月以降は6往復に増便。さらに車いす対応のリフト付きハイデッカー車両を導入します。
途中の道の駅南ふらのでは、新設の南富良野町営バスと接続し、落合・トマム方面への足を確保します。一部は事前予約が必要なデマンド便です。
また、富良野~金山も、占冠村営バスを実質増便するような形で南富良野町が新設の町営バスを3往復運行します。
鉄道廃止区間の富良野~新得間を結ぶバスとしては、道北バス・北海道拓殖バスの都市間バス「ノースライナー」(予約制、旭川~帯広)が現在3往復走っていますが、4月以降は5往復に増えるとともに、落合停留所が新設されます。
【了】
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