群馬と静岡を直結!上野東京ラインに「最長距離列車」が出現 3月ダイヤ改正で
1都4県を直結。
上野東京ラインに前橋発沼津行きが誕生
JR東日本は、2024年3月16日(土)にダイヤ改正を実施。これに伴い、上野東京ラインでは、群馬県の前橋駅から静岡県の沼津駅まで直通する長距離列車が新たに設定されます。
この列車は、前橋駅を19時13分に発車し、両毛線・高崎線・東海道線などを経由して沼津駅に23時35分に到着します。群馬・埼玉・東京・神奈川・静岡の1都4県を直結し、走行距離は241kmにおよびます。改正前の上野東京ラインの最長列車は、宇都宮~沼津間(235.7km)を結ぶ列車ですが、それを超える長距離列車が誕生します。
また、上野東京ラインには、かつて熱海~黒磯間(267.9km)を結ぶ長距離列車がありました。ただ、宇都宮線の運転系統が宇都宮駅で完全に分離されたため、2022年3月のダイヤ改正で廃止されています。さらに、2023年3月のダイヤ改正では、高崎線から前橋駅まで直通する列車も大幅に削減され、長距離列車の縮小傾向が続いていました。
ちなみに、前橋~沼津間の直通列車は上野東京ラインが開業した2015年3月ダイヤ改正で設定されたことがあり、2017年3月のダイヤ改正で運転区間が短縮されて消滅していました。今回のダイヤ改正で復活を遂げることになります。
【了】
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