開通延期区間のトンネルついに貫通! 千葉の圏央道「大栄JCT~松尾横芝IC」

当初計画では2024年度の開通予定でした。

もろい地質だったが

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圏央道の大栄JCT~松尾横芝IC間(画像:千葉国道事務所)。

 国土交通省の千葉国道事務所は2024年2月末、圏央道の大栄JCT~松尾横芝IC間に設けられる芝山トンネル(仮称)が、2月28日(水)に貫通したと発表しました。同区間は千葉県内に残る圏央道の未整備区間であり、当初計画では2024年度の開通予定でした。

 開通が延期された理由として、同事務所やNEXCO東日本は、用地取得の進捗や入札不調、土壌汚染対策などを挙げています。なかでも芝山トンネル(仮称)については、周辺地質が砂質土で形成されているため掘削開始後に天端部からの抜け落ちなどが発生し、より強度が低くなる区間の掘削に万全を期したためとしています。

 そのうえで千葉国道事務所は、「引き続き、1日も早い開通に向け、土工・橋梁・トンネル工事を進めて参ります」としています。晴れて開通すると、東関東道~銚子連絡道間18.5kmがつながります。

【了】

【地図】どこが未開通? 大栄JCT~松尾横芝ICを見るトンネル貫通の様子も

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