旧「名古屋空港」いまどうなってる? 中部空港以前の「空の玄関」利便性は◎! その後に起こった“2つの大変化”とは

旧「名古屋空港」ふたつの活用法

 この名古屋空港に定期便を就航させ、基幹空港としている航空会社が、静岡に本社を構えるFDA(フジドリームエアラインズ)です。

 同社は100席以下のエンブラエル170・175を運航する地域航空会社ですが、名古屋空港へは2011年から就航し、2024年現在では、札幌丘珠、福岡、熊本など9都市へネットワークを広げています。

 そのため名古屋空港の利用者数は年間90万人前後を維持しており、コロナ禍の影響が残った2022年度も84万2000人を記録。この人数は国内空港でも上位に位置し、北九州空港や徳島空港などと肩を並べるほどです。

 現在の名古屋空港は1階と最上階のみが使われ、搭乗橋などもありませんが、FDA便の利用者で賑わっています。

Large 02

拡大画像

県営名古屋飛行場(乗りものニュース編集部撮影)。

 また、かつての名古屋空港の国際線ターミナルは、いまではショッピングモール「エアポートウォーク名古屋」として姿を変え、近隣住民に利用されています。施設内はインフォメーションカウンターに空港の案内板を再利用するなど、元空港らしさを存分に残しているのも特徴です。

【了】

【写真】レトロ感スゴイ! 現在の「名古屋空港」館内

テーマ特集「【特集】羽田、成田から下地島まで…全国の空港特集」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。