関東屈指の「変わった駅名の駅」が変貌! “大正レトロ”にリニューアル 秩父鉄道

駅そば店もあります。

御花畑駅の駅舎リニューアルが完成

 秩父鉄道は2024年3月6日、御花畑駅の駅舎リニューアルが完成したと発表しました。

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秩父鉄道の御花畑駅(乗りものニュース編集部撮影)。

 御花畑駅は、セメント需要の増大に対応するため、1917年に開業。西武秩父駅が近接しており、乗り換え駅となっています。秩父鉄道によると、駅名の由来は、駅近くに「秩父夜祭」で使用される屋台が集まる「御旅所」があり、その美称から命名されたそうです。
 
 駅は相対式の2面2線で、通常は1番線を使用。2番線は西武鉄道が所有しており、西武秩父線~秩父鉄道の直通列車(土休日のみ運転)しか使用しません。駅舎は平屋建てで、2004年には市の有形文化財に指定されています。
 
 リニューアルでは、駅が開業した大正時代をモチーフに、駅舎内外装や駅名看板がレトロ調に変更されました。駅名看板は洋風デザインとなったほか、街灯と駅名看板付きのゲートが西口に新設。改札口付近の天井の照明も洋風となり、窓がステンドグラス風の装飾となりました。
 
 今後、3月23日(土)に御花畑駅のリニューアル記念式典が行われる予定。硬券でポストカードサイズの台紙が付属したリニューアル記念入場券も同日から販売されます。
 
【了】

【画像】雰囲気かなり変わった!これがリニューアルした「御花畑駅」です。

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