海自の最新護衛艦が「新たな門出」 運用試験や機雷戦訓練が完了 2隻が「編成替え」に
引き続き横須賀で姿を見ることができそうです。
「もがみ」と「くまの」が護衛艦隊に移籍
海上自衛隊 護衛艦隊は2024年3月26日、もがみ型護衛艦の「もがみ」と「くまの」が掃海隊群から護衛艦隊第11護衛隊に編成替えになったと発表しました。
もがみ型護衛艦は現在、海上自衛隊で最新の護衛艦です。ステルス性を考慮した「ツルツル」の外観が特徴で、省人化も実現しています。また、従来掃海艦艇だけが持っていた機雷処理能力が付与されています。
「もがみ」と「くまの」は2022年に就役し、当初は横須賀の掃海隊群に配備されていました。護衛艦が最初から掃海隊群に配備されることは異例で、各種の運用試験や機雷戦訓練などを行ってきたといいます。3月21日に、掃海隊群から護衛艦隊第11護衛隊に編成替えとなりました。
第11護衛隊は、横須賀基地を定係港とする部隊です。現在は、古参の護衛艦「やまぎり」「ゆうぎり」「あまぎり」が所属しており、ここに最新の護衛艦が2隻加わる形となりました。
【了】
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