だから「ハイエース」はモデルチェンジ“できない” 海外ではとっくに新型 日本じゃ現行型もう20年 このままでいいの?

商用バンの代表格、トヨタ「ハイエース」は現行型の誕生から20年になります。しかし、世界ではすでに新型へとバトンタッチし、日本仕様は旧型車のまま。モデルチェンジしないのには納得の理由がありますが、本当にこのままでよいのでしょうか。

ハイエース現行型20年 なぜモデルチェンジしない?

 日本を代表する商用バン「トヨタ ハイエース」ですが、すでに世界では、新型車が登場し、日本仕様は旧型車となっていることをご存じでしょうか。なぜ日本では、ハイエースが新型とならないのでしょうか。

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ハイエース200系(画像:トヨタ)。

 ハイエースの現行型200系は、2024年で20周年となるロングセラーモデルです。ただハイエースは世界約150か国で販売される世界戦略車でもあるため、地域の変化に合わせた多様なニーズに応えていく必要があります。そのため、グローバルでは2019年2月にフルモデルチェンジされ、新型の300系が投入されています。

 6代目となるハイエース300系最大の特徴は、ボディ形状とサイズの変化でしょう。トヨタの最新モデル同様にTNGAの設計思想に基づく新型ボディへと刷新され、ボンネットのないキャブオーバー型から、短い鼻先を持つセミボンネット付ボディとなりました。これによりタイヤの位置が前席よりも前に配置されるなど、大きく変化しています。

 その狙いは、フロントのクラッシャブルゾーンの拡大による衝突安全性能の強化にあります。さらにボディを刷新したことで衝突安全性能が「Euro NCAP」5スター相当を実現しているというので、格段に強化されていることが分かります。

 続いてボディサイズの変化ですが、ボンネットバン化による全長の拡張に加え、全方位でボディが拡大しています。これは物流だけでなく、観光用ミニバンや乗合バスのような乗客輸送の需要が拡大し、より多くの人を快適に運ぶためでもあります。商用バンのショートボディ標準ルーフ仕様の寸法は次の通り。カッコ内は同仕様の200系と拡大した数値です。

・全長5265mm(+570mm)

・全幅1950mm(+255mm)

・全高1990mm(+10mm)

・ホイールベース3210mm(+640mm)

 安全性能の向上やサイズアップによる広々した荷室空間を鑑みれば、新型の登場が待ち遠しく思えますが、未だに新型への切り替えが行われない最大の理由こそ、そのボディサイズにあります。日本での主力となる商用バンとしては、ボディが大きすぎるのです。

【これが「新型ハイエース」です(写真)】

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  1. 駐車場の車止めが4.8Mにされているからそれを超える車は置けない

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