「なんかモンハンのドラゴンいるんだけど…」豊橋の街をジャック! 仕掛け人は“JR東海”のナゼ
豊橋で「モンハン」イベントが開催されるワケとは?
JR東海は、コロナ禍で様々なイベントが中止となったことを踏まえ、2021年からエンタメ業界と共同で「推し旅アップデートキャンペーン」を推進。沿線に点在するアニメの「聖地巡礼」などを後押しすべく、リアルイベントを重視した企画を展開してきました。2023年頃からは「地域との連携」をより重視するようになったといいます。
その最新となる取り組みが、カプコンとのコラボ企画「CAPCOM TRIP TOKAI」です。東海エリアの地方都市を対象に、交流人口の増加や街の回遊性を向上させて賑わいを創出することを目指しています。
「JR東海は、コンテンツを持つ企業と自治体がそれぞれ求めるニーズに対して、話題性を最大化できる取り組みや送客などを担当し、互いのメリットを引き出すような『マッチング』を行っています」(JR東海 営業本部需要創出グループ副長 福井一貫さん)
「モンハン」のイベントを豊橋で展開する理由については「豊橋は新幹線やJR在来線、名鉄などの公共交通機関が充実しており、首都圏や関西圏からのアクセスが良いことがあります」とのこと。さらに、駅から半径2km以内に観光・文化・産業の要素が集中しており、様々な体験要素を提供することができる面も評価したといいます。
イベントを通して豊橋の魅力を持ち帰ってもらい、再び豊橋を訪れる「豊橋ファン」を醸成することで、新たな地域創生の形を目指すとしています。
セレモニーで挨拶した浅井市長は「今回の企画を最大限に活かし、街の発展につなげたいと考えています。多くの方に来ていただき、豊橋を舞台に思い出に残る素晴らしい『狩り』を楽しんでいただければ」と語りました。
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