あまりにもフツー…? 全く速くなさそうな「ハイエース」をラジコン化したワケ 実は「欲しい」の声多数!?

「静岡ホビーショー」の京商ブースでひと際異彩を放つラジコンがありました。それは、飾り気のない白いトヨタ「ハイエース」。どういった経緯で商品化にゴーサインが出たのでしょうか。

どノーマルなのにはワケが!

 静岡市のツインメッセ静岡で2024年5月8日から12日まで行われている「静岡ホビーショー」。その京商ブースでひときわ異彩を放つRC(ラジオコントロール:ラジコン)がありました。なんと、トヨタ「ハイエース」が同メーカーの小型ラジコンブランドである「ファーストミニッツ」の新商品として紹介されていたのです。え、ラジコンでハイエース? フツーすぎない? そりゃそうでしょう……。

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京商「ファーストミニッツ」シリーズの「ハイエース」ちなみ奥に見えるのは『頭文字D』仕様の「トヨタ86」(斎藤雅道撮影)。

「ファーストミニッツ」は、同メーカーの看板商品である手のひらサイズの本格ラジオコントロールカー「ミニッツ」シリーズを完成品のおもちゃとして販売しているもので、本格的なラジコンである「ミニッツ」と違い、チューンナップなどができない代わり、購入しやすい安価となっているのが特徴です。

 これまではスポーツカーや、マンガ『頭文字D』に登場する車両など、どちらかという「速くてカッコイイ」車両が商品として採用されてきました。そこでなぜ、真逆ともいえる商用車のド定番「ハイエース」を選んだのか、理由をブースの担当者に聞くと「実はハイエースをぜひ商品化して欲しいという声が大きかったんです」という答えが返ってきました。

 ハイエースの実車は外装を派手にペイントしたりすることもありますが、それと同様のことをラジコンでも行いたいと考えているハイエース愛好家がいるとのことです。

「あえてボディを白にしたのは、ペイントしたりカスタムしたりする人のためです。『自分が持っているハイエースに寄せたい』という声も聞きました」(同ブース担当者)

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