海自の最新潜水艦が起工!防衛力の抜本的強化へ「新たな胎動」造船所で式典開催
建造番号は8134。
三菱重工の神戸造船所で起工式
防衛省・近畿中部防衛局は、令和5年度計画で建造する潜水艦の起工式が三菱重工の神戸造船所で開催されたと発表しました。
この潜水艦は、海上自衛隊で建造が進むたいげい型潜水艦の7番艦で、建造番号は8134です。今後は造船所の設計者や技術者、装備品メーカー、近畿中部防衛局の隊員などが協力し、潜水艦の建造を進めていくことになります。
たいげい型は、4番艦の「じんげい」まで就役しており、主機関にディーゼルエンジンとリチウムイオン電池を組み合わせたディーゼル電気推進を採用。基準排水量は約3000トンで、ディーゼル推進の通常動力型潜水艦としては世界最大級です。
前級のそうりゅう型に比べ、探知性能や被探知防止機能が向上しているほか、建造当初から女性自衛官の勤務を想定した設備を備えていることが特徴です。
近畿中部防衛局は、関係各社と協力し、継続して防衛力の抜本的強化を推進するとしています。
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