ウクライナがWikipedia閲覧数ランキングを発表!「ミサイル」「階級」より検索多かった意外なものって?
兵器関連で注目集めたのは?
注目は兵器関連の検索数で、1位は2024年上半期に2機の撃墜が発表されたロシアの空中警戒管制機A-50で、2位にはロシア製の艦艇発射型極超音速ミサイルである「ツィルコン」が続きました。同ミサイルは1月にウクライナへ向けて初の実戦投入が行われており、以降数度にわたる使用が確認されるなど大きな脅威となっています。閲覧結果の順位はその警戒度の高さを反映していると言えるでしょう。
ただ、「迎撃不可能」とロシア側は喧伝(けんでん)していましたが、アメリカやドイツから供与を受けた「パトリオット」地対空ミサイルシステムによる撃墜が確認されています。なお、その「パトリオット」が3位にランクインしていました。
ほかにも、同じ極超音速ミサイルで空中発射型の「キンジャール」が5位に、Kh-59空対地/対艦ミサイルが6位に、Kh-22対艦ミサイルが8位、「イスカンデル」短距離弾道ミサイルが9位に入るなど、トップ10にミサイルや迎撃ミサイルが多く名を連ねていました。
ロシアによるミサイル攻撃で、ウクライナの国民やインフラは大きな危機にさらされており、今回の結果はそうした脅威を反映する現地ならではの内容だと言えそうです。ちなみに、供与が間近といわれているF-16「ファイティングファルコン」戦闘機の閲覧数は7位でした。
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