東海道新幹線の座席「海側」「山側」「通路側」どう選ぶ?“最も不人気席”のメリットとは
アンケートの結果は?
新幹線の普通車は「座席の位置」だけでなく、号車によっても若干の差異があります。中間車の場合、シートピッチは1040mmですが、先頭車は20mmほど詰められており、この点では中間車が優位です。ただ先頭車は、中間車よりも通路を移動する人が少ないため、静かさでは先頭車に軍配があがります。
乗りものニュースでは過去、東海道新幹線の車窓と座席に関するアンケートを実施し、630人から回答を得ています。「東海道新幹線の座席、車窓で選ぶなら海側(A席)と山側(D・E席)のどちらですか」と質問したところ、回答は「海側(A席)」の33.2%(209人)に対し、「山側(D・E席)」は66.8%(421人)でした。
「海側(A席)」を選ぶ理由は「海が見えるから」が70.3%、「山側(D・E席)」を選ぶ理由は「富士山がよく見えるから」が72.9%と、車窓風景でどちらを選ぶかという観点では、それほど大きな差はないと思われます。
ヘビーユーザーが多い東海道新幹線では、「いつも山側の窓際」など、毎回同じ座席に座る人も少なくないようですが、普段と違う席に座ると、日常的に利用している路線でも新たな発見があるかもしれません。
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