駆逐艦「照月」80年ぶりに見つかる!「夕立」などの調査中に「 アイアンボトム・サウンド」で

アメリカ海軍史遺産司令部は2025年8月8日、「夕立」や「照月」を含む、第二次世界大戦の戦闘中に沈没した艦艇13隻を海底調査により発見したと発表しました。

戦闘中に沈没した艦艇13隻を海底調査により発見

 アメリカ海軍歴史遺産司令部は2025年8月8日、ソロモン諸島ガダルカナル島沖にて、日本海軍の駆逐艦「夕立」や「照月」を含む、第二次世界大戦中に沈没した艦艇13隻を海底調査により確認したと発表しました。

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駆逐艦「夕立」(画像:パブリックドメイン)

 この調査は、オーシャン・エクスプロレーション・トラストの探査船「ノーチラス号」を用いて行われ、多国籍の調査隊が沈没船の種類や状態を詳細に調べました。調査海域は、第二次世界大戦時に日米豪の多数の艦艇が沈没したことで知られ、「アイアンボトム・サウンド」や「鉄底海峡」とも呼ばれています。

 22日間にわたる調査の中で、同海域の戦闘で重大な損傷を負ったアメリカ海軍の重巡洋艦「ニューオーリンズ」の艦首部分と沈没した旧日本海軍の駆逐艦「照月」が新たに発見されました。

 また、これまでに知られていた艦艇についても高解像度の撮影が行われ、アメリカ海軍の重巡洋艦「ヴィンセンス」「アストリア」「クインシー」、オーストラリア海軍の重巡洋艦「キャンベラ」、旧日本海軍の駆逐艦「夕立」などの映像記録に成功したと報告されています。

 探査を主導したロバート・バラード博士(オーシャン・エクスプロレーション・トラスト代表)は、約35年前にもアイアンボトム・サウンドを訪れており、「再びこの地を訪れることができて感慨深い。当時は不可能だった方法で遺構を撮影し、さらに多くの艦艇を記録しながら、その様子を世界中にライブ配信することができた」と、今回の調査の成果を語りました。

 このミッションでは、138時間を超える潜水調査の様子がライブ配信され、世界中の退役軍人や遺族、歴史家がリアルタイムで探査の模様を目撃しました。また、テレプレゼンス技術を活用し、アメリカ、日本、オーストラリア、ニュージーランドなどから130名以上の専門家が遠隔で参加し、歴史的・科学的な分析が行われました。

※一部修正しました(8月21日13時00分)

【画像】高画質で見ると「アイアン・ボトムサウンド」の艦艇

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コメント

3件のコメント

  1. 艦尾が写っている写真、クインシーとキャプションが付けられていますが、うっすらとAST…と浮かび上がった文字が読めるので、アストリアではないでしょうか・・・

    • ご指摘ありがとうございます。

      記事を修正いたしました。

  2. 写真は夕雲型駆逐艦、夕雲。照月は秋月型駆逐艦。凡ミス、いい加減。

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