米空軍“異形の航空機”の評価試験を開始「プロペラ多すぎ!」ヘリでも飛行機でもない乗りもの
軍用に向いてる機体という評価も。
日本では「空飛ぶクルマ」とも呼ばれるeVTOL機
電動エアタクシーなどeVTOL機の開発を行っているアーチャー・アビエーションは2024年8月15日、eVTOL機の「ミッドナイト」をアメリカ空軍に納入したと発表しました。
この納入はアメリカ国防総省が同機の軍用適格性評価を承認したことを受けて行われました。
アメリカ空軍は「ミッドナイト」を使い、耐久試験のほか、医療搬送、貨物輸送、情報収集及び監視、偵察飛行のシミュレーションなどを行う方針です。
eVTOL機は複数搭載された電動のプロペラで飛行する航空機で、垂直離着陸や短距離離着陸能力を有します。小型かつ電動であるためプロペラの騒音も抑えられるということで、隠密性が高い航空作戦での運用に期待が持たれているようです。
アーチャー・アビエーションCEOであるアダム・ゴールドスタイン氏は「『ミッドナイト』は、作戦能力を大幅に強化する潜在能力を持っています」とアピールしています。
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