自衛艦ならでは? 謎の「カレー」カウントダウン “女性初の練習艦長”の心動かした南米での歓待ぶり

神奈川地方協力本部のトップに女性自衛官が就任しました。その本部長は、イージス艦や練習艦の艦長も務めてきた経験豊富なヒトだとか。そこで海上自衛隊大好き漫画家が突撃取材してきました。

旧海軍もやらなかった偉業を達成!

 また、「かしま」艦長時代に印象深かった経験を聞いてみると、大谷1佐が艦長を務めたときの遠洋航海では、なんと旧日本海軍も含め、遠洋練習航海で初めてマゼラン海峡を西から東へ抜ける航路をとったのだとか。ただ、この海峡は世界的にも海の難所として知られるポイントであることから、どう攻略するかで苦心したそうです。

 そこで「かしま」では、専門の「マゼラン研究会」、通称「マゼ研」を立ち上げ、メンバーはひたすら研究を重ねたそう。その甲斐あって当日は海峡を無事に航行でき、備えることの大切さを感じたと語ってくれました。

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過去に大谷1佐が艦長として乗艦していた練習艦「かしま」(画像:海上自衛隊)。

 ほかにも海の難所があったか尋ねると、意外にも浦賀水道という身近な答えが返ってきました。船の航行が多く、大型船は通過するのにとても神経を使うとのことで、他国のどんな水路や運河よりも、東京湾の方が気を遣うと話してくれました。

 艦艇によっても操艦の癖があり、たとえば「みょうこう」だと少し重たい感じ、「かしま」だと軽く感じるのだとか。それらの癖を見極めながら難所を潜り抜ける技術は、海上自衛隊が世界に誇る練度の高さだと、日本人ながら感じた次第です。

 なお、艦長には全ての権限と責任があるため、港への入港時にもかなり気を遣うそう。特に海外では、「かしま」は外交の一端を担っているということもあり、よりしっかりとしたふるまいが求められるといいます。

【マゼラン海峡ってドコ?】大谷1佐「かしま」艦長時代を振り返る(マンガを読む)

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