元英軍幹部「祖国は海外領土守れません!」と明言 予算不足に人員不足「それ敵国も一緒じゃん」貧乏どうし大丈夫?

「少なくとも10年間はフォークランドに艦隊を送ることはできない」という元イギリス海軍大佐の発言が波紋を呼んでいます。イギリス軍は予算削減に人員不足でガタガタですが、実はかつての敵、アルゼンチンも同様です。

艦艇はもちろん人員不足もヒドイ…

 1982年のフォークランド紛争で、イギリス海軍は軽空母「インヴィンシブル」「ハーミーズ」の2隻を中核とした戦闘艦艇39隻、海軍補助艦艇22隻、さらに民間から徴用した商船45隻を派遣しています。

 しかし、現状のイギリス海軍は空母こそ同国史上最大の軍艦と謳われるクイーン・エリザベス級を2隻保有していますが、現状運用されている潜水艦は10隻、駆逐艦、フリゲートといった水上艦に関してはわずか18隻と、確かにヨーロッパ域内での有事以外に対応するには心細い編成に陥っているのは明らかです。

 

 さらに、艦艇乗員の不足も深刻です。これもブース氏は指摘していますが、2024年1月には人員不足により揚陸艦2隻が作戦不能になったほどだとか。だからか、イギリス海軍では、新兵募集の要件を変更し「入隊前に泳げなくても問題なし」という伝統を捨てた前代未聞の決断を下し、「絶望的な試みだ」とメディアに批判されたこともありました。

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フリゲート「ブローソード」と空母「ハーミーズ」(画像:イギリス海軍)。

 なお、イギリス国防省は、急速に艦艇を強化している最中であり、老朽化した23型フリゲートを更新すべく、最新の26型フリゲートを建造する準備は予定通り進んでいると発表しています。しかし、人員確保の点が深刻なのは変わっておらず、今後に関しては不透明なままです。

【え、長年放置!?】これが、故障したまま使われなかった駆逐艦「エロイナ」です(写真)

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