高速道路の「付け替え」完了しました! 2か月の車線規制解除 でもこの道路「最終的には埋めちゃいます!?」

切り替わったの気づくかな…?

東関東道の「付け替え」完了!

 NEXCO東日本関東支社は2024年11月29日、東関東道の成田空港付近で実施していた「切回し道路工事」が前日完了したと発表しました。これに伴い、上り線で10月から行われていた終日車線規制も解除となりました。

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切り替え前、建設中の「切回し道路」。2024年5月(乗りものニュース編集部撮影)。

 成田JCT―大栄JCT間における東関東道のルートが、上下線とも「新ルート」に切り替わりました。下り線は先行して切り替えが行われ、上り線側の接続工事が進められていました。

 ただし、この新ルートは“一時的なもの”となります。

 この区間では、隣接する成田空港のB滑走路を北へ1000m延長し、3500mの長さを確保する工事が進んでいます。ただ、滑走路を延伸すると東関東道とぶつかるため、高速道路のルートを、北側に並行して造った「切回し道路」にいったん切り替える必要がありました。その切り替えが今回完了したのです。

 そして今後、旧ルートをトンネル(カルバート)化したうえで、本線を再び旧ルートに切り替えます。滑走路はトンネルの上を通るようになります。

 今回切り替わった新ルート(切回し道路)は、旧ルートへの切り替え後、最終的には完全に埋められる見込みです。

 成田空港は年間発着数の拡大を目指し、空港の面積を今の2倍近くまで拡張します。旧ルートのトンネル化などのスケジュールは未定ですが、空港における一連の機能強化工事の完成は、2029年3月末になる見込みです。

【了】

【最後は「埋めちゃう」】超大規模な「切回し道路」の全貌(地図/写真)

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