“ご長寿爆撃機”B-52 新しい「防寒装備」が供給される 北極圏でもこれで安心!?「多額の損失が解消される」

寒冷地での使用に適した装備を提供。

着氷の問題は飛行機には避けられない?

 アメリカ空軍は2024年12月6日、B-52「ストラトフォートレス」戦略爆撃機用として新たに採用されたエンジンカバーについて紹介しました。

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寒冷地で運用されるB-52(画像:アメリカ空軍)。

 同カバーを開発した地球規模攻撃軍団によると、この装備は寒冷地での除氷を目的に開発されたものとのことです。

 主に北極圏に近い地域での運用を想定しているカバーで、エンジンの凍結を防ぎ、時間と費用を節約するほか、氷の破片によるエンジン損傷を防ぐ働きがあります。

 新エンジンカバー開発プロジェクトの担当者であるアダム・ヴァサス上級曹長は「2021年から2023年にかけて、氷の破片により10基のエンジンが損傷し、1700万ドルの損害が生まれ、160時間以上の時間が失われました」と着氷の厄介さを説明します。

 これらの問題を解決する新エンジンカバーは、頑丈な作りで、ダクト、吸気口、排気口が確実に密閉されるだけではなく、飛行時は簡単に取り外しができるそうです。地球規模攻撃軍団は今回、プロトタイプである12個のカバーを使いテストします。

「整備員は北極の気象環境でもより効率的に作業できるようになり、これまでエンジンの保温に専念していた人員や設備を別の場所で活用したり、予備要員として温存することも可能です」とヴァサス上級曹長はカバーの利点について強調しました。

【了】

【これで保温だ!】北極でも安心の新しいエンジンカバーです(写真)

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