“右折待ちで渋滞ズラァァーー”が改善! 川崎の悪名高き交差点 “1m拡幅”で劇的に変化!? 整備効果でる
川崎市は2024年12月10日、道路拡幅事業を進めている県道世田谷町田線の「上麻生」交差点について、渋滞が大幅に改善したと発表しました。
右折待ちを待つしかない!「悪名高い交差点」改善
川崎市は2024年12月10日、道路拡幅事業を進めている県道世田谷町田線の「上麻生」交差点について、渋滞が大幅に改善したと発表しました。
小田急線に沿う主要道である世田谷町田線、通称「津久井道」は、川崎市内の複数の工区で2車線から4車線への拡幅が進められています。このうち、横浜青葉IC(東名・首都高)方面に通じる横浜上麻生道路がT字で交わるのが上麻生交差点です。
ここは町田方面から横浜上麻生道路への右折レーンがないため、直進車が右折待ち車に阻まれ、鶴川駅方面まで延々1km以上にわたって車列が延びることもありました。
市は拡幅事業の一環として、津久井道の車線を約1m拡幅。右折待ち車両がいてもすり抜けて直進が可能となった結果、世田谷方面は交差点までの平均通過時間が15分から4分に、最大では25分から11分に短縮したといいます。車列の平均滞留長は約半分まで減少。最大では1100mが560mまで短くなったそうです。
今回の拡幅は慢性的な渋滞に対する“暫定対策”とのことで、抜本的な解決には至っていませんが、交通環境の改善を確認したといいます。並行して周辺区間を含めた4車線化事業が進められています。
【了】
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