運転士が失神 列車はどうなる?

石川県のJR七尾線で走行中に運転士が失神。しかし列車は無事に停車し、大事にはいたりませんでした。その背後で、ある安全装置が働いていたのです。

省令で義務づけられた安全装置

 2014年7月18日(金)、石川県を走るJR七尾線で、金沢発七尾行きの普通列車が急停車。車掌が運転席へ向かうと、運転士が意識を失っていました。

 走行中の列車で、運転士が突然失神したら……。想像しただけで恐ろしいですが、運転士も人間ですから、突然このように失神したり、眠ってしまうことがあります。そのため日本の列車は原則として、そうした場合に対処するための安全装置を設けることが義務化されています。以下に、そうするよう鉄道会社に指示している国土交通省の「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」を引用します。

車両の運転に使用する乗務員室には、動力車を操縦する係員が運転操作不能となった場合に、列車を自動的に停止させることができる装置を設けなければならない。ただし、施設及び車両の構造等により、列車の安全な運転に支障を及ぼすおそれのない場合は、この限りではない(第79条3項)。

 今回の七尾線のケースでは、その安全装置が正常に作動。事故になって死傷者を発生させることなく、列車は無事に停車しました。 運転士も幸い、命に別状はないそうです。

 さてこの安全装置、どのようなものでしょうか。実は知らず知らずのうちに、見たことのある人が多いかもしれません。

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コメント

3件のコメント

  1. オレなら運転室に入ってオレが代わりに運転するがなあ。

  2. へ~ 知らなかった。
    思えばブザー聞いたこと何度かありますね(笑)

  3. 技術的に難しくもないし、値段も高くなさそうだから、
    自動車にもつけて、ゆっくりブレーキをかけて車外に
    非常事態を知らせるようにすれば良いと思う。

    特に、バスやタクシーみたいに旅客を乗せるクルマや
    大型車に装着して、運転手が意識不明なことが車外か
    らもわかるようになれば、周囲のクルマや歩行者が巻
    き込まれる事故を減らせると思う。