公共性の高さが狙われた? 鉄道会社の模倣サイトに注意
鉄道会社のウェブサイトを模倣したサイトが複数現れ、注意が呼びかけられています。同様の模倣手口は、NTTドコモのサイトでも行われていました。
狙われた鉄道会社
2014年7月28日(月)、京都府を走る叡山電車が、同社のウェブサイトを模倣したサイトの存在について注意を呼びかけました。
同社によると、Webブラウザに表示されるサイトのアドレスが「eizandensha.co.jp.aaa.org/」であるなど、「jp」の後が「/」ではなく文字が続く場合は模倣サイトであるとのこと。模倣サイトへアクセスした場合は、コンピュータウィルスに感染する可能性が考えられるといいます。
また、大阪府を走る泉北高速鉄道も同様の注意を呼びかけており、やはり正規アドレス「www.semboku.jp」のあとに「/」ではなく別の文字が続く場合は模倣サイトだと伝えられています。
今年2月、JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」などのロゴマークを流用し、偽サイトを開設したとして商標法違反容疑で会社員が逮捕されています。この事件は正規サイトを装ってアクセスを増やし、広告収入を集めることが目的でした。
しかし今回の叡山電車、泉北高速鉄道の偽サイトについては、別の目的が想定されるといいます。
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