交通系電子マネー過去最高 流通系と接戦

「Suica」や「ICOCA」といった、交通事業者が展開する電子マネー決済サービスの利用件数が過去最高を記録。「流通系」と接戦を繰り広げています。

相互利用できる全国9種類の交通系電子マネー

交通系電子マネーのひとつ「Suica」。画像は2004年に発売された「グリーン車Suicaシステム登場記念」のカード。

 2014年7月における交通系電子マネーの月間利用件数が過去最高を記録したと、2014年8月5日(火)、関係各社から発表されました。それによると2014年7月における交通系電子マネーの利用件数は1億1841万件で、初めて月間1.1億件を突破しています。

 この数字は、以下に挙げた9種類の交通系電子マネー加盟店における、各交通系電子マネー利用件数の合計です。

JR北海道「Kitaca」
関東地方の鉄道路線バス事業者が中心になった「PASMO」
JR東日本「Suica」
名古屋市交通局・名古屋鉄道「manaca(マナカ)」
JR東海「TOICA」
JR西日本「ICOCA」
福岡市交通局「はやかけん」
西日本鉄道「nimoca」
JR九州「SUGOCA」

 これら9種類の電子マネーは2013年3月23日から相互利用が可能になっており、全国およそ20万の加盟店舗で電子マネーを使うことができます(加盟店舗数は2012年12月の数字)。

 また「交通系」と同様、電子マネーで高いシェアを持っている「流通系」の電子マネーについて、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」は日本経済新聞の報道によると、1億1500万件の月間決済件数があります(2014年5月)。

 イオンの「WAON」は同社資料によれば、2013年度の決済件数が約9億件です。単純に12で割ると7,500万件になります。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

この記事の写真一覧

  • 20140805_suica

関連記事

最新記事

コメント