駅名もキラキラ化? 個性あふれるネーミング

北陸鉄道に「陽羽里」と書いて「ひばり」と読む駅が登場します。近年、個性あふれる子供の名前について「キラキラネーム」という表現もありますが、駅名もそうした流れなのでしょうか。

「恋」「光」「みらい」……

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智頭急行線恋山形駅の駅名標。駅の手すりなどがピンク一色なのも特徴。

・恋山形(智頭急行智頭線、鳥取県八頭郡智頭町、1994年開業)

 元々は「因幡山形」という駅名になる予定でしたが、人が来て欲しいとの思いから「来い」→「恋」で「恋山形」にしたいという住民の強い要望があり、その名前になりました。智頭急行公式ホームページによると、「1日の平均乗降人員は2人ほど・・・ きっと誰にも邪魔されること無く、2人の世界を満喫することができるでしょう♪」と紹のこと。

・恋し浜(三陸鉄道南リアス線、岩手県大船渡市、1985年開業、2009年改名)

 当初は「小石浜」という駅名でしたが、付近で販売されているホタテのブランド「恋し浜」にちなみ、駅名もそうなりました。絵馬に見立てたホタテの貝殻が、駅の待合室にたくさん吊されています。恋愛のパワースポットとしても評判だとか。

・光の森(JR九州豊肥本線、熊本県熊本市、2006年開業)

 熊本県の住宅供給公社が熊本県菊陽町、合志市に住宅団地「光の森」を開発。その付近に設けられた駅で、名前も同じになりました。北陸鉄道で開業する陽羽里駅もそうですが、このような土地開発の名称に由来する駅名が各地に多く見られます(小田急多摩線のはるひ野駅、JR東日本横浜線の八王子みなみ野駅など)。

・ほっとゆだ(JR東日本北上線、岩手県和賀郡西和賀町、1922年開業、1991年改称)

 当初は「陸中川尻」という駅名でしたが、1989年、駅舎に温泉施設「ほっとゆだ」をオープン。それに合わせて1991年、駅名も改称されました。

・みらい平(つくばエクスプレス、茨城県つくばみらい市、2005年開業)

 つくばエクスプレスの建設と沿線地域の開発を行うにあたり、2001年、その沿線地域の愛称が「みらい平・いちさと」に決定されます。そうした状況を踏まえ、公募などを経て決定されました。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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