「東の京王、西の阪神」 日本最大級の駅弁大会
連続テレビ小説の舞台になった東北の駅からも
第15回目の開催となる2015年の「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」では、昨年4月に全面復旧した岩手県の三陸鉄道、また今年3月に金沢駅まで延伸開業する北陸新幹線など、全国各地から約260種類の駅弁が販売されます。
連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台になった三陸鉄道の久慈駅からは、リアス亭の「うに弁当」が登場。うにの身とエキスで炊き込んだご飯に、炊いたうにを敷き詰めた、テレビドラマが思い出される内容になっています。
新幹線開業を控え盛り上がる北陸からは黒部宇奈月温泉駅、宇奈月屋の、白エビやバイ貝など北陸の海鮮をふんだんに使った「海の幸たっぷりうま煮弁当」、「ますのすし」で知られる富山駅、源の「ぶりかまめし」などが登場します。
またJR九州が開催した「第10回九州駅弁グランプリ」で上位に輝いた駅弁も参加。A5等級の極上霜降りカルビなどが味わえ、1位になった武雄温泉駅(佐賀県)カイロ堂の「極上カルビ焼肉弁当」、サバやタチウオといった魚介類をゆず胡椒や梅肉などと合わせお寿司にした、2位の大分駅(大分県)寿し由の「豊後水道味めぐり」などが販売されます。
こうした数々の駅弁と、同時開催される物産展で全国各地の味覚を楽しめ、大阪にいながら旅行気分を感じられる「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」は1月21日(水)から27日(火)まで、阪神百貨店梅田本店で開催されています(最終日は17時まで)。
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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
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