打倒スマホ カーナビが武器にする「付加価値」とは
道案内など車にとって必要不可欠になりつつあるカーナビ。最近ではスマートフォンをナビ代わりに利用している人も多く、ポータブルナビの売り上げは落ち込んでいます。そんななか、ケンウッドはハイレゾ音源を再生できるモデルを発売。市販カーナビはいま、進化しています。
スマホとは「連携」で
ハイレゾ音源は、以下のウェブサイトなどからダウンロード購入が可能。コンテンツ数はまだまだ多くはありませんが以前よりずいぶん増えており、今後も充実していくことが予想されます。もしかしたらCDやMP3などの圧縮音源に変わり、音楽メディアのスタンダードになる可能性もあるので、いまのうちに車内の再生環境をハイレゾ対応にしておくのもありでしょう。
・HD-Music
・e-onkyo music
・mora
・HQM STORE
http://www01.hqm-store.com/showwindows/index.php
・OTOTOY
・HD tracks
またケンウッドの新モデルは従来モデルと同様、操作レスポンスは素早く、スマートフォンアプリとの連携機能も充実。「KENWOOD Drive Info.」というアプリを手持ちのスマートフォンにダウンロードすれば、通信を利用した情報サービスも活用できます。クラウドを利用した音声検索や、Wi-Fiを使った音楽や動画のワイヤレス再生も可能です。
このように様々な付加価値を搭載し、スマートフォンとの差別化を図る市販のカーナビ。今後もさらに機能を加え、進化していくことが予想されます。
【了】
Writer: 石田 功
フリーランスのライターになり以降15年あまり、カーオーディオとカーナビ中心に執筆。オーディオマニアではなく、どちらかというと音楽マニア。ジャーナリストの視点でカーナビ・カーオーディオの選び方、楽しみ方を解説。
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