キーワードは「やさしさ」と「つながり」 筑豊電鉄に新車デビュー
筑豊電鉄が3月14日のダイヤ改正に合わせ、新型低床式車両の運行開始を発表。「やさしさ」と「つながり」を表現したデザインになっています。
車体を彩るのは地域の花をイメージした「ピンク」
2015年3月5日(木)、筑豊電鉄は3月14日(土)のダイヤ改正に合わせて新型低床式LRT(Light Rail Transit)5000形の運行を開始すると発表しました。
5000形は「やさしさ」と「つながり」を表現したデザインを採用。運転席前の正面ガラスに曲面ガラスを採用し、傾斜させることで「やさしさ」をイメージしています。また、有彩色が外周をひと回りするデザインで一体感を出し、沿線地域との「つながり」を表現したとのことです。
その有彩色のカラー「ピンク」は、今回の新型車両導入にあたり支援を行った地域の花を連想するものとして選ばれました(福岡県:梅、北九州市:つつじ、中間市:コスモス、直方市:チューリップ)。
5000形は、駅ホームから車両床面までの高さを既存車両より約40センチ低くした低床車両で、乗降口のステップ・床面の段差がほぼ無し。高いバリアフリー性能を持ち乗降時の負担が軽いうえ、車いすでの乗り降りも容易になりました。
また全ての車内照明にLEDを採用したほか、ブレーキシステムに高効率な制御装置を搭載したことで、消費電力の大幅な削減も実現しているとのことです。
運行開始は3月14日、黒崎駅前12時24分発の列車から。それに先立ち同日10時30分より黒崎駅前駅2番ホームにて、「新型低床式車両5000形出発式」が行われる予定です。
【了】
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