乗車マナー向上へ学校・警察の協力で列車添乗実施 7つの迷惑行為

乗車マナーを向上させるため、JR北海道は学校関係者や警察と協力。列車に添乗してマナー向上に取り組むと発表しました。またJR北海道は車内における迷惑行為として、主なもの7つを挙げています。

利用者からもマナー徹底を求める声

 JR北海道は2015年5月11日(月)から13日(水)まで、学校関係者や警察の協力を得て「乗車マナー添乗」を実施すると発表しました。

 実施区間は「札幌エリア」が小樽~札幌~砂川、札幌~千歳、札幌~石狩当別、苫小牧~追分。「釧路・帯広エリア」が新得~帯広~池田、釧路~標茶。「旭川・北見エリア」が旭川~上川、旭川~比布、旭川~美瑛、西留辺蘂~北見~愛し野。「函館エリア」が函館~大沼~鹿部、函館~上磯です。

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昨年秋に行われた列車添乗の様子(写真出典:JR北海道)。

 JR北海道は車内での主な迷惑行為として、以下の7点を挙げています。

・リュックサックを背負ったままの乗車
・荷物を置くなどの座席の占有や足を投げ出しての着席
・携帯電話での通話や優先席付近での携帯電話使用
・通路やデッキでの座り込み
・大声での会話やヘッドホンからの音漏れ
・ドア付近で立ち止まるなど行為(他のお客様の乗り降りの妨げ)
・乗車時の列の割り込み

 またJR北海道によると乗車マナーについて、利用者から次のような声があるそうです。

・リュックを背負ったまま満員電車に乗る人が多く非常に迷惑しています。(40代女性)
・混雑時は座席を極力詰めて座るよう、マナーの徹底を図ってほしい。(50代男性)
・声高なおしゃべりが続くのは辛い。静かな車内環境を求めます。(80代女性)
・混雑時も出入口付近に立ちふさがり、乗り降りが困難。(30代女性)
・ホームで並んでいても、列車が入ってくるのと同時に割り込みが絶えない。整列乗車を徹底してほしい。(40代男性)

 JR北海道は列車添乗期間中、駅や車内の放送でも呼びかけを行い、乗車マナー向上に取り組んでいくとしています。

【了】

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