観光列車「リゾートしらかみ」に新車登場 鉄道でも進むハイブリッド化

全国を走る様々な「観光列車」を代表するひとつ、「リゾートしらかみ」に新しい車両が登場します。環境性能の高いディーゼルハイブリッド式車両で、その車内には新たにフードカウンターを設置。沿線の食が楽しめるようになるそうです。

デザインは「こまち」や山手線の新車と同じく

 ハイブリッドになる新しい「ブナ」のデザインは、秋田新幹線E6系「こまち」や北陸新幹線E7・W7系、山手線の新型車両E235系を手がける「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当。その代表である奥山清行氏は、高級車「フェラーリ」などのデザインでも知られる人物です。

 新「ブナ」のエクステリアデザインは、白神山地と日本海に囲まれた沿線の美しい大自然、移ろいゆく季節感、どこか神聖で神々しい空気感を「緑豊かなブナの葉とそこからあふれ出る優しい木漏れ日」で表現したものといいます。

 この「リゾートしらかみ」が走る五能線は日本海と、貴重なブナの天然林を理由に日本で初めて「世界遺産」に登録された白神山地のあいだを走行。車両にはブナの木立をグラデーションで表現し、グリーンの濃淡で優しい木漏れ日を感じさせるデザインにしたそうです。

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新「ブナ」編成のインテリアイメージ。中間車両にはソファータイプのボックス席も新登場するという(写真出典:JR東日本)。

 またインテリアについては、雄大な白神山地や夕陽の沈む日本海などの美しい風景を車内から楽しめる、開放感のある空間、窓にしたとのこと。沿線のシンボルであるブナや杉などの木材を取り入れ、暖かみと安らぎを演出したそうです。また2タイプのボックス席が用意し様々な旅行スタイルに対応するほか、新たにフードカウンターを設置。沿線の「食」も楽しめるようになるといいます。

 JR東日本によると、この新しい「リゾートしらかみ」の「ブナ」編成は2016年の7月から9月に実施される「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」に合わせて、営業運転を開始するそうです。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

1件のコメント

  1. ブナ 東上線にも欲しい。

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