寝台特急廃止で串焼き屋オープン IGRいわて銀河鉄道

寝台特急の廃止などを受け、IGRいわて銀河鉄道が小さな駅に直営の串焼き屋をオープンさせます。いったいそこにどんな背景があって、「串焼き屋」なのでしょうか。

「北斗星」が大きな収入源

 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)が2015年6月8日(月)、滝沢駅(岩手県滝沢市)内に「串焼処 銀河」をオープンさせます。滝沢駅は県庁所在地の盛岡駅から12.2km、15分ほどの場所にある小規模な駅。同社の直営といいます。イメージとしては、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に登場する「軽食&喫茶リアス」に近いでしょうか。

150603 iwategingatestudo 01
下部に「IGRいわて銀河鉄道」と記載された串焼きのお品書き(画像提供:IGRいわて銀河鉄道)。

 なぜ鉄道会社が、小さな駅の駅ナカで直営の串焼き屋を始めたのでしょうか。IGRいわて銀河鉄道の広報、池端さんは次のように話します。


「寝台特急廃止の関係などもありまして、今後、鉄道業の収入減少が見込まれるため、関連事業に力を入れていきたいと考えております」


 上野~札幌間を結ぶ寝台特急「北斗星」は、今年3月13日発車分を最後に臨時列車化されました。そして臨時化された「北斗星」も、8月下旬には運行を終了する予定です。


 IGRいわて銀河鉄道は、その大きな影響を受けています。盛岡~目時間を結ぶ同線は「北斗星」の通過経路で、「北斗星」が収入源のひとつになっていました。しかしそれが、臨時化・廃止で無くなってしまうからです。


 今年3月、IGRいわて銀河鉄道は2015年度の収支計画を発表。そこでは「北斗星」の定期運転取り止めが主要因で約1億7000万円、およそ11%の旅客運賃収入減少が見込まれています。


 同社のそうした状況と、予想される将来的な沿線人口の減少を考慮した場合、関連事業を発展させる必要があるとして今回、IGRいわて銀河鉄道は飲食事業に取りかかることにしたのです。

この記事の写真一覧

関連記事

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 養鶏、養豚事業でも始める?
    ただ単なるブロイラーじゃお客は寄り付かないんじゃないかな。