『銀河鉄道999』現実化計画始動 松本零士監修で蒸気機関車形の未来車両を

まず12月までに「第1期」を実現

「『銀河鉄道999』現実化プロジェクト」では、まず「第1期」として今年12月までに、車両内外装をその世界観でラッピングした「新銀河鉄道999電車」の運行開始が目指されます。

 そしてその実現にあたっては、クラウドファンディングで資金を募集。「ファンの力で作る電車」を目指すといい、目標額は『999』にひっかけて2999万円(9月29日まで募集)とのこと。ただ、会見に出席したアニメ監督、NPO法人アニメと漫画の聖地ねりま創世会事務局長の岡尾貴洋さんは「2999万円はラッピングでなくってしまう」といい、スポンサーの獲得など努力を続けていくと話します。

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西武で2014年末まで運行されていた「銀河鉄道999デザイン電車」(上)と、「新銀河鉄道999電車」用の20000系電車(画像提供:「銀河鉄道999」現実化プロジェクト実行委員会)。

 電車については西武鉄道が20000系を1編成(8両)提供し、改装などにも協力するとのこと。今年12月に初走行したのち、20000系電車が走れる西武の全路線で運行を予定しているそうです。

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