新幹線のヒミツを公開 ツノやモノマネでおなじみのトイレも JR浜松工場

展示される“新幹線のツノ”

 不思議な物体も多く展示されていました。たとえば、すでに全車両が引退した初代新幹線0系。その運転席の上にはツノ状の部品が付いていました。

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展示される“新幹線のツノ”とパンタグラフ(2015年7月25日、恵 知仁撮影)

 そのツノ状の部品が、会場に展示されていました(0系のものではありません)。これは装飾品などではなく、上空にある架線の電圧を測るための「静電(検電)アンテナ」と呼ばれるもの。東海道新幹線の最新車両N700Aにも、運転席の上ではなく、先頭車両の後ろ側屋根上に設置されています。

 また架線から電気を取り込むパンタグラフも展示され、それを操作する体験イベントが実施されていました。

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