【今日は何の日?】只見線が全通 宮脇俊三氏も当日乗車

8月29日、只見線が全通しました。

 1971(昭和46)年の8月29日。福島・新潟県境を越える只見~大白川間(20.8km)が開通し、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ只見線が全通しました。

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豪雪地帯を走るJR東日本の只見線(2009年1月、恵 知仁撮影)。

 紀行作家の故・宮脇俊三さんはこの当日、只見線に乗車しており、そのときの状況を著書『時刻表2万キロ』のなかで次のように述べています。

「只見駅での大歓迎ぶりや沿線の子供たちが振る小旗が強く印象に残った」

 しかし只見線は2011年7月、豪雨災害に見舞われ橋梁が複数流出。4年を経た2015年8月現在も、会津川口~只見間が不通になっています。

【了】

【止まったままの鉄路 只見線休止区間の現在】

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