【今日は何の日?】国境の長いトンネルが開通

9月1日、国境の長いトンネルが開通しました。

 1931(昭和6)年の9月1日。群馬県の高崎駅と新潟県の宮内駅を結ぶ上越線が全通しました。その県境に清水トンネルが完成し、水上~越後湯沢間が開業したことによるものです。

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高度を稼ぐためのループ線がその前後にあるのも、清水トンネルの特徴。写真はループ線を行く列車から(2009年11月、恵 知仁撮影)。

 清水トンネルは全長9702m。当時、日本一長い鉄道トンネルでした。また川端康成の小説『雪国』に登場する「国境の長いトンネル」は、この清水トンネルとされます。

 現在、上越線の上り線がこの清水トンネルを、上越線の下り線が1967(昭和42)年に開通した新清水トンネルを、上越新幹線が1982(昭和57)年に開通した大清水トンネルを使い、“国境”を越えています。

【了】

【ホームから地上まで462段 深すぎる駅「土合駅」の様子】

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1件のコメント

  1. ここ意外に古いサイトなのね