1両丸々スイートも JR西日本の豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」、車両デザイン決定
世界的に珍しい“1両1室のみ”のスイート
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のインテリアは、昭和初期に一世を風靡した“アールデコ調”がベース。中国地方5県の県産材を使ったドアや、沿線の伝統工芸品があつらえられています。
客室内のレイアウトを工夫し、大型窓から左右両側の雄大な車窓を眺望できるのも大きな特徴。さらに「スイート」は1室で1両を丸々使っており、「世界的にも希少」(JR西日本)といいます。
そのほか、オープンキッチンを備えた食堂車やバーカウンターを持つラウンジカー、空まで望むことができる開放的な展望車なども備える「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」。JR西日本は「列車コンセプト『美しい日本をホテルが走る』にふさわしい車両でみなさまをお待ちしています」とコメントしています。
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Writer: 末吉史樹
小学校の校庭横をブルートレインが走り、上空をF4「ファントム」が飛ぶ環境で育つ。旅とグルメを愛し、各地の温泉やおいしい食べ物には目がない。
自社内完結は、乗客不在企画ではないのか?