バブル時代は肩パッド 時代を映すCAの制服
ドラマで憧れたCAの制服
そして1970(昭和45)年、ボーイング747型「ジャンボジェット」機就航を記念して5代目が誕生しました。ハナエモリがデザインを手がけたこの制服は、世界的に大ブームとなっていたミニスカートを採用。ドラマ「アテンションプリーズ(1970年度版)」や「白い滑走路」でも着用していたこの制服、まさに伝説的な一着といえるでしょう。元CAの新井さんも、この制服に憧れて日本航空入社を夢みたひとりだったとか。
1977(昭和52)年に登場したハナエモリデザインの6代目も、根強い人気を誇っています。堀ちえみ主演のドラマ「スチュワーデス物語」で使われた制服、といえばピンとくる人もいるでしょう。ワンピースの袖からは太めのボーダー柄シャツがのぞき、小粋な雰囲気を漂わせています。
7代目が登場したのは1988(昭和63)年。初めてデザインが一般公募されました。肩パッドが入ってウエストが絞られたダブルのジャケットからは、バブル全盛期のゴージャスな雰囲気が伝わってきます。
誤:「スカートの後ろにタッグが…」
正:タック