子育てに役立つ鉄道絵本、その正しい使いかた
子どもの成長に役立つという鉄道絵本。そのポイントを、教育学博士の弘田陽介先生が分かりやすく解説します。弘田先生は、お子さんと一緒に読書を楽しむことは有効なコミュニケーションでもある、とも話します。
ブックスタート期の子どもがハマる鉄道絵本
絵本を毎日お子さんに読んであげること。これは子どもの、そのときの満足だけではなく、今後の成長にとっての大きな財産です。最近では各自治体で「ブックスタート」事業も広く取り入れられ、絵本が子どもの将来にとって欠かせないことがよく認識されてきています。
さて、「絵本を読んであげたいけど、なかなか集中してくれなくて……」とお困りのお母さんもおられると思います。もちろん、絵本を好むようになる時期が自然に来るまで無理強いをしても仕方ありませんが、お子さんの興味を引く絵本をいろいろと試してみてはいかがでしょうか。
乗りものの絵本、特に鉄道の絵本は、好きなお子さんはどんどんハマっていき、同じ絵本を何度も何度も「読んでー!」とせがまれることになるジャンルです。ですが、お母さん方には何が楽しいのか分からない場合も、きっとあるのではないでしょうか。
そこで、鉄道絵本にハマる子ども側からの視点と、それを親がどう子どもの成長・発達に役立てていくべきか、ポイントをお伝えします。
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