日高本線の被災区間、さらに被害が拡大 応急対策を実施 JR北海道
台風の影響で被災し、不通になっている日高本線。復旧の目途が立たないまま、その被害が拡大しています。
JRだけでの復旧は困難
2015年9月、台風17号によって路盤流出などの被害を受けた日高本線。この被災箇所が、その後、低気圧接近の影響もあり、土砂流出といったさらなる被害を受けていることが判明。応急対策を実施すると2015年10月9日(金)、JR北海道が発表しました。
今回、応急対策が実施されるのは豊里~清畠間と厚賀~大狩部間。すでに破損した復旧資材の撤去などが行われているほか、今後は土のうや消波ブロックの設置といった追加措置がとられる予定です。
苫小牧~様似間146.5kmを結ぶ日高本線は今年1月8日、厚賀~大狩部間で高波による土砂流出が発生し、鵡川~様似間116.0kmが不通に。この区間が今年9月、さらに台風17号の影響で被害を受けていました。
日高本線の復旧についてJR北海道は、独力では困難としており、その将来について模索が続けられています。
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