タイヤに突起で燃費・安定性向上 横浜ゴム新技術
突起を付けることで燃費と車体安定性を向上させるタイヤ技術を、横浜ゴムが開発しました。
突起でタイヤの気流を制御
横浜ゴムは2015年10月15日(木)、燃費と車体の安定性を同時に向上させるタイヤ技術を開発したと発表しました。
この新技術は、タイヤを車両へ装着したときに外側となる部分へ、フィン状の突起をジグザグに配置するというものです。
スーパーコンピューター「京」を使用した空力シミュレーションの結果、タイヤ上部では空気がタイヤや車両に沿って流れ、空気抵抗を減らす効果があることが判明。またタイヤ下部では、空気が車両から広がるように流れ、車体の浮き上がりを抑えて安定させる効果があったといいます。
このタイヤは、10月28日(水)から東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」に参考出品される予定です。
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