ミニ四駆「エアロ アバンテ」が本物のクルマに 最高速度は180km/h!

かつて社会現象的なブームになり、累計で1億7500万台以上が販売されたプラスチックモデル「ミニ四駆」。それがついに1/1スケールで登場しました。レーシングカー製作のプロが手がけたそのクルマ、脅威の性能が達成されています。

なぜEV(電気自動車)にしなかった?

 手頃な価格とラインナップの多さ、そして競技性の高さから、1980年代後半と1990年代後半には社会現象的なブームにまでなった、乾電池で動くプラスチックモデル「ミニ四駆」。現在では「最小モータースポーツ」とまで呼ばれているほか、20~30代や親子層を中心に人気が再燃。大人も楽める「ミニ四駆バー」なるものまで誕生しています。

「『ミニ四駆』が本物のクルマのサイズになったら……」

 そのファンなら、誰もが一度は思いを巡らせた夢でしょう。この夢が2015年10月18日(日)、ついに実現しました。

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独特なサウンドを響かせて疾走する実車版「エアロ アバンテ」(2015年10月18日、佐々木基博撮影)。

 動力源は、あえてガソリンエンジンがチョイスされています。「電池で動く『ミニ四駆』なのだから、EV(電気自動車)が良いのでは?」という意見もあったそうですが、「ミニ四駆」そのものが本物のレーシングカーを模型化したものなので、ガソリンエンジンにこだわったとのこと。また、疾走時におけるサウンドの迫力も考慮したといいます。

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