駅キヨスクのセブン化で売上7割増 JR四国
JR四国グループとセブン-イレブンの提携が好調です。そこにはどんな背景があるのでしょうか。
日配品は売上倍増
JR四国は2015年10月26日(月)、「セブン-イレブン Kiosk」の10店舗目として10月29日(木)に、「セブン-イレブン Kiosk 伊予西条駅店」(愛媛県西条市)をオープンすると発表しました。
昨年8月6日に開店した「セブン-イレブン Kiosk 宇多津駅店」(香川県宇多津町)を皮切りに、JR四国グループは駅キヨスク店舗の“セブン-イレブン化”を進めており、今年11月27日(金)には11店舗目として「セブン-イレブン Kiosk 新居浜駅店」(愛媛県新居浜市)がオープンする予定です。
JR四国によると、セブン-イレブンの強みである商品力を背景に、売場面積を約2割、アイテム数を約3割増やした結果、“セブン-イレブン化”で売上高がおよそ7割増えたとのこと。特に日配品(弁当、おにぎり、サンドイッチ)は売上が倍増しているといいます。
「これまで以上に、駅という立地を活かした、日常の生活に密着した利便性の高い店舗へと変化を遂げています」(JR四国)
また、合わせてキヨスクの強みである土産販売についても徐々に取扱商品を増やしており、旅行や出張目的で駅を利用する人のニーズに応えていきたいとのこと。
JR四国グループとセブン-イレブン・ジャパンは2014年7月9日、業務提携契約の締結を発表し、JR四国内における既存のキヨスク36店舗を“セブン-イレブン化”する方針を発表しています。
【了】
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