相鉄の電車、色がヨコハマネイビーブルーに 都心直通を意識

座席にスコットランド製の本革を採用

 9000系電車のリニューアルでは、車内にも大きく手が加えられます。大手私鉄では初めて昼夜で色調が異なる“調光機能付き照明”が採用されるほか、大手私鉄の通勤形電車では初となる英国スコットランド製の本革が、4人向かい合わせのボックスシートに導入される予定です。

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リニューアルされる9000系電車の車内とボックスシートのイメージ(画像提供:相模鉄道)。

 相鉄によると、車内は「グレーを基調とし落ち着いた雰囲気」になるといい、ボックスシートは「本革を採用し座り心地を良くした」といいます。

 また駅舎の新デザインについても、キーカラーにグレーを採用。一部にレンガなどの素材を組み合わせ、落ち着いた雰囲気を演出するといいます。現在は“モデル駅”として平沼橋駅(横浜市西区)のリニューアル工事が進められており、ほかの各駅についても改修スケジュールに合わせて順次、リニューアルされる予定です。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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8件のコメント

  1. 相鉄のボックスシートは現場での運用担当者や混雑区間の利用客からは嫌われる存在だが、相鉄の移動サービスに重要な付加価値を供している。あれがあるからこそ相鉄がマイカーに対抗しうる旅の乗り物という可能性を残し得た。それに気付いたのがデザイナーだという点が面白い。移動の没個性が鉄道のプレゼンスを緩やかに下げているという問題に経営者はこれから対峙することになるのだろう。

  2. めちゃめちゃかっこいい電車になったね。一度相鉄線に乗りたいな。

  3. 白に青とオレンジのストライプ塗装の9000系のほうが可愛いし、もっと良かったな。ネイビーブルー塗装なんてお化けみたいに超キモすぎるし、毛羽すぎるし、超かっこ悪すぎる。

  4. 白に青とオレンジのCIカラーのがもっと良かったし、超素敵だし(特に9000系)、可愛かった(特に9000系)。ネイビーブルー塗装だとスネ夫(残酷な奴・鬼)というしかない。お化けみたいでキモすぎる。

  5. この色は夜の色に溶ける色ですね。
    昔、こういう色の車に乗っていましたが、夜見ると「黒より黒い」色です。

  6. 実車拝見しましたが、ちょっと暗過ぎて、黒にしか見えませんでした。
    もっと明るくして青を強調した方が良いと思います。ラインを入れるなど、見直しを希望します。

  7. 実際に乗ってみましたが、すごく良かったです!色もカッコよくて、座席(革の)もフワフワでとても座り心地が良かったです。
    全部の車両がこれになるのが楽しみです(*´▽`*)

  8. 香川県ルー餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の重傷を負わせた犯罪企業