首都高老朽化の要因を一網打尽 大規模取締を実施

首都高速やNEXCOが連携し、首都圏各地15カ所の計画で大規模な一斉取り締まりを実施。老朽化が問題になっている首都高、その老朽化を加速させている一因について、重点的な取り締まりが行われました。

路面に穴が開くことも 甚大な重量違反車両の悪影響

 重量違反の車両は、道路へどれほどのダメージを与えるのでしょうか。

 首都高速によると軸重、簡単にいえば左右一対のタイヤにかかる重量は10tが一般的な限度ですが、もしこれが過積載で12トンになった場合、道路の舗装へ与える疲労は2割増しではなく、10t車およそ2台分と同じ量になるといいます。

 また、橋の路面は構造が異なるため影響がさらに大きく、軸重が2tオーバーし12tになると、路面に与える疲労は10t車およそ9台分にもなるとのこと。重量違反車両が原因で、路面に穴が開くこともあるそうです。

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違反が疑われる車両を「マットスケール」へ誘導し、測定・取り締まりが行われた大井本線料金所(2015年11月10日、恵 知仁撮影)。

 首都高速では、日頃からスポット的にこうした重量違反車両の取り締まりを実施しており、反復違反者や悪徳違反者に対しては告発を行っています。

 ちなみに、11月10日(火)に大井本線料金所で行われた取り締まりでは、係員が通過車両を目視でチェック。違反が疑われる車両を、測定機器へ誘導しました。経験を積んだ係員は、タイヤのたわみ具合などで重量違反の車両をある程度、判別できるそうです。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

1件のコメント

  1. 以前、運送会社に勤めていましたが、会社には積載オーバーは拒否していいと言われても、

    現実、荷主に積めと言われて拒否すれば、自分はもういらないと言われるし、勤め先にもクレームが入ります。

    自分の経験では、2tトラックに伝票上4.5tの荷物を積まされて、

    長い橋の登りで止まりそうになった事があります。

    実際、「積載重量あたりいくら」で契約している運転手もいると聞くので、運転手みずから過積載を求めてる場合もあると聞きますが・・・

    取り締まりで運転手を処罰する事も必要だとは思いますが、荷主にはもっと重い処罰が下るような法整備が必要です。

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