投石への悪用も なぜ線路には石が敷かれているのか

運行トラブルに腹を立て、線路の石を列車に投げた男性が逮捕されました。あってはならない行為ですが、そもそもなぜ線路には石が敷いてあるのでしょうか。この石、“暴動”に関係することもあります。

クッションの役割を果たす石

 2015年11月12日(木)、東海道本線で発生した運行トラブルに腹を立て、間で停車中の列車から線路へ下り、石を列車に向けて投げた男性が逮捕されるという事件がありました。

 線路の石があってはならない使われ方をされてしまいましたが、なぜそもそも、線路に石が敷いてあるのでしょうか。

石(バラスト)の上に枕木やレールを設置した「バラスト軌道」(2014年9月、恵 知仁撮影)。

 線路へ敷かれた石(バラスト)は列車通過の衝撃を吸収する働きがあり、簡単にいえばクッションのような役割です。また騒音や振動を緩和する、水はけが良い、建設費が安いというメリットも存在。この「バラスト軌道」は古くから多くの路線で採用されてきました。

 ただバラスト軌道の区間では、もちろんそのバラスト軌道自体が悪いわけではありませんが、その石を使って今回のような投石事件、またレール上への置き石がしばしば起きるのも事実です。また“暴動”に関係する話もあります。

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