新神戸駅に大開口ホームドアの試作機 来年3月から検証開始
JR西日本は、来年3月から新神戸駅で大開口タイプのホームドアを試行運用すると発表しました。
開口部は5.5m、下りホームに設置
JR西日本は2015年11月18日(水)、山陽新幹線の新神戸駅において、2016年3月下旬から7月末まで、新型ホームドア(可動式ホーム柵)の試作機を設置。試行運用を行うと発表しました。
このホームドアは、扉の位置が異なる車両に対応するため、開口部の横幅が5.5mと通常より幅広なタイプ。設置場所は新神戸駅の下りホームで、16両編成の6号車と7号車のあいだ。既存のホーム柵より線路側に置かれる予定です。
これまで同社では、山陽新幹線でホーム上の安全向上をめざし、この大開口タイプのホームドアの開発を進めており、「駅での運用に目処が立ったため」としています。
同社はこの試行運用を通じて、一連の動作やセンサ機能、最適な扉の開閉速度、駅係員や乗務員の取り扱いなどを検証することにしています。
【了】
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