新東名、来年2月に愛知県内へ 東名の慢性渋滞緩和か 戦国PAも

“戦国エリア”のパーキングエリアも

 2016年2月中に開通する見通しの、新東名・浜松いなさJCT~豊田東JCT間には、「NEOPASA岡崎(SA)」「長篠設楽原PA」がオープンします。

 このうちNEOPASA岡崎は東海3県で最大規模のSAとなる予定で、上り線側は「岡崎宿」、下り線は「森のエントランス」というそれぞれ異なるコンセプトを設定しています。「行きと帰りで趣きが全く異なる、2つのコンセプトを共存させた初めてのサービスエリア」(NEXCO中日本)とのことで、名古屋めしを代表する味噌かつ店「矢場とん」や、食パンがギネス世界記録に認定され地元で人気というベーカリー「パンのトラ」が高速道路へ初出店するなど、計15店舗が出店します。

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「長篠・設楽原の戦い」がコンセプトの長篠設楽原PA(画像出典:NEXCO中日本)。

 また長篠設楽原PAは、織田信長・徳川家康の連合軍と武田勝頼が戦った「長篠・設楽原の戦い」をコンセプトとし、本陣に見立てた建物外観が特徴。歴史的な観光資源を活かした火縄銃の展示や馬防柵の再現した“戦国エリア”になります。

【了】

Writer: 末吉史樹

小学校の校庭横をブルートレインが走り、上空をF4「ファントム」が飛ぶ環境で育つ。旅とグルメを愛し、各地の温泉やおいしい食べ物には目がない。

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コメント

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2件のコメント

  1. やっとか!
    出来てからは鉄道の代わりに高速バスで通過します。

  2. 新東名はほぼ全線山間部で沿線人口も少ないから、沿線利用者は東名、通過利用者は新東名と使い分けられるような気がする。都市部が多い東名沿線からわざわざ新東名を利用する客は少ないだろう。