大阪にヒョウ柄地下鉄 「どうぶつ列車」走り出す
乗車するとある“お楽しみ”も
これらはすべて天王寺動物園の協力のもと、大阪市交通局の職員自らがデザイン。担当の松元義行さんは「大阪に来た人の思い出になればうれしいです」と話します。
なお、車内には“隠れ動物”が全部で約30種類、1両につきおよそ3か所にいるそうで、「ぜひご乗車いただき、探してみてください」(松元さん)とのこと。なおこの「どうぶつデザイン列車」は、相互直通先の阪急千里線・京都線にも乗り入れます。
大阪市交通局の堺筋線車両は全部で17編成ありますが、今後そのうちの14編成が“どうぶつデザイン”になる予定です。
同局では現在、保有車両の多くが寿命の半分となる20年目を迎え、主要機器を更新する時期。そのタイミングを活用し、「明るさ・親しみ・楽しみのある車内」をコンセプトに、「路線の特徴」「沿線の魅力」「路線ごとのカラーイメージ」を取り入れた新しい車内デザインへの変更を行っているところです。
すでに長堀鶴見緑地線では今年7月下旬から「華やいだ空間」をテーマに、さくら柄の乗降ドアや、さくら色の床や吊り手を採用した車内デザインへの変更を実施。堺筋線の「どうぶつデザイン列車」はそれに続くものとなります。
【了】
Writer: 末吉史樹
小学校の校庭横をブルートレインが走り、上空をF4「ファントム」が飛ぶ環境で育つ。旅とグルメを愛し、各地の温泉やおいしい食べ物には目がない。
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