大阪鉄道病院を一般公開 創立100周年を記念 JR西日本
大阪鉄道病院が創立100周年を記念し、オープンホスピタル(一般公開)を開催します。
神戸鉄道病院が前身
JR西日本が2015年12月12日(土)、大阪鉄道病院(大阪市阿倍野区)で「オープンホスピタル(一般公開)」を開催します。同病院が2015年で創立100周年を迎えたことを記念した催しです。
オーピンホスピタルは10時から15時まで(最終受付14時30分)実施され、入場無料、予約不要です。
当日は手術室の見学、看護師や薬剤師といった医療スタッフによるミニ健康講座などのほか、子ども向けイベントや、同病院の100年をパネル展示で振り返るコーナーなどが予定されています。
「鉄道病院」とは、JRの前身である国鉄が職員や家族を対象とした福利厚生の一環で各地に開設した病院のこと。おもに鉄道の要衝とされた場所に置かれ、国鉄民営化を控えた1982(昭和57)年からは順次、一般患者も受け入れるようになりました。
大阪鉄道病院は1915(大正4)年、神戸鉄道病院として神戸市に開設。1928(昭和3)年に現名称へ変更されたのち、1929(昭和4)年には大阪市(阿倍野区天王寺町南1丁目)へ移転しました。そして国鉄民営化に伴って1987(昭和62)年にJR西日本の付属機関となり、2000(平成12)年に現在地(阿倍野区松崎町1丁目)へ移転しています。
【了】
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